ここでまたまた余談です。私はカラオケには行きません。昔の8トラックの時代は私はサラリーマンでしたのでお付き合いもありカラオケには頻繁に行きました。しかし、当時のカラオケの音はまだまだましでした。何せ近年のようなボワボワと鳴り響く聞くに耐えないエコーに我慢の限界を超えていると思う音は出していませんでした。

 しかし、近年はエコー用ICが安価で、更に何処でも手に入るようになったからだと思います。私も以前実験の積りで作った事があります。やはり出来上がった音は聞けた物ではありませんでした。

 さてさて、近年のスピーカーシステムの低音の再生音です。少々高価な物は低音の共振周波数は50Hz近辺のようです。しかし、少々安価な物の共振周波数は60~70Hzのようです。それも平均音圧に対して6dB程度のピークのようです。6dBと言えば多くのお方は二倍だと考えると思います。しかし、スピーカーが発する音は電力です。すると d(デシ) は本来の1/10です。するとプラス6dBとなりますと音圧として四倍になります。それが為にボンボンと鳴り響く聞くに耐えない音となって耳に届くのです。

 あのような音を出すスピーカーシステムの場合は余りにも厚化粧でとてもとても補正の範囲ではありません。スピーカーとは制御可能な範囲の音作りであるべきだと考えております。

 例えば世の中にスッピンで見るに耐える女性は非常に少ないと思います。しかし、元々粗製の良い女性の場合は少々紅を挿すだけで見違える程美人に見えるものですね、。それがスピーカーに例えると優秀だと言えるスピーカーだと思います。それが私はダイアトーン610Aであり、JBLのLE8Tだと思っております。ではレディー・ガガのような場合は?

 彼女は元々美人だと感じさせる顔立ちだと思っております。しかし、彼女は芸能人です。当然多くの人を楽しませる立場です。その結果の過激な化粧です。当然許される立場の人ですので私は芸能人として正しい行為だと思っております。では余りにも塗りたくった超厚化粧の近年のスピーカーシステムの音は?

 私は許される範囲を著しく逸脱していると思います。あれでは最早ユーザーが求める音には加工出来ない範囲に陥っていると言えます。要するにユーザーの希望は無視されているとしか言いようがありません。しかし、考えてみるといつ頃からあのような音のスピーカーシステムが持ちはやされるようになったのでしょうね?

 要するに聞き易く素直な音はメーカー製スピーカーシステムには望むべくも無いと云う事になります。やはり好みの音を出してくれるスピーカーシステムは自作以外に無いと云う事なのでしょうね。

 そこで次回から音作り自由なスピーカーシステムの作り方についてにしましょう。
 この AFB とはパワーアンプに送られた音声信号と  でスピーカーが再生している音声とを比較回路に入れて、その差成分を帰還回路で差の成分を補正してやろうとする少々攻撃的なシステムでした。

 前述の如くかなり正確な再生音にはなりました。しかし、音楽として聴いていて楽しくないのです。音楽を楽しく聴く為には低音成分に関しては少々オーバーシュートがあった方が良い結果となるようなのです。そこで近年のスピーカーシステムの再生音についてです。

 私に言わせれば 「よくもよくもあのようなあり得ない低音を聞いていられるな !」 なんです。このような事を申し上げるのは近年のトールボーイ型スピーカーシステムの大半に関してです。ボンボンと鳴り響くあり得ない楽器の音です。更に切れの悪い中音、伸びの感じられない高域の音です。何なんですかね、あの音は?

 ここでまたまた少々余談です。以前某歌手のお話です。ステージで歌う場合にウッドベースの響きが大切なのだそうです。ウッドベースは音圧は大した事はありません。しかし、ウッドベースの低音の響きを床で感じるそうなんです。そのウッドベースのピッチに合わせてリズムを刻む事が大切な事だそうです。

 そのような意味で近年のエレギベースやカラオケに乗せて歌う事は少々無理があると言うのです。
2019/5/15
 私の装置と各帯域を司るユニットの考え方を申し上げた所で私の再生音に対する考え方やその他色々と申し上げたいと思います。

 私は基本的にはスピーカーシステムの周波数特性はフラットであって欲しいと考えております。しかし、現実しては振動するコーン紙には何種類にも及ぶ共振周波数がありますので無理ではあります。しかし、それでも可能な限りフラットとも願っております。そこで以前 AFB(アコースティック フィードバック システム)なる物を作り実験した事があります。

 これはさすがに20Hzは無理でしたが30Hzまではほぼフラットに再生されました。しかし、しかしなのであります。強制的な制動の為低音の量感が感じられなくなってしまったのであります。
2019/5/7
 お久しぶりです。

 長い長いホリデーでした。社会に出て約45年、こんなに長いお休みは初めてです。

 今度の初めての長いお休みの予定は当初からグダグダと過ごそうと考えておりました。で、結果は?

 予定通りグダグダと過ごしました。とは申せ頭は絶えずエキスパンダーの事ばかり考えておりました。で、良い発想はあったのか?

 ありました。

 エキスパンダーは基本的には録音されていない失われたダイナミックレンジを元に戻してやろうとする攻撃的な発想です。その為には小さなはそのままに、大きな音はより大きくです。当然瞬時に動作するボリューム回路と云う事になります。それを司る素子は一つしかありません。要はその阻止の使い方になります。

 過去には少々考え過ぎていた部分があったように思います。長い長いお休み中に考えた新たな使い方はエキスパンダー回路はそのままに、過去の回路は少々複雑だったように考えます。とは申せ元々無い波形を新たに作り出してしまう訳ですので簡単ではありません。

 私の予定としては秋頃までには何とかしたいと考えております。とは申せこのページは未だ完結しておりませんのでトゥーイーターのお話に戻ります。

 さて、トゥーイーターです。トゥーイーターは私は元々耳元をすり抜けるような音を再生する為のものだと考えております。要するに各楽器の基本的な音階を奏でる音は私の場合はミッドハイ帯域だと考えております。とは申せ再生帯域は5~10kHzですので音階を奏でる帯域の上の帯域です。要するにパーカッションの帯域とお考え下さい。するとトゥーイーターはパーカッションの奏でる倍音の帯域とお考え下さい。

 その場合のトゥーイーターの能率は相当に落ちております。すると以前申し上げました通り10数キロHzでローカットして、更に再生レベルを上げて再生しませんと音として認識出来ない事になります。

 ここで 「トゥーイーターは鳴らしてはいけない」 なんて妙な意見は成り立たない事になります。要するにオーディオ評論家と称する連中は何も解っていない事がご理解頂けたと思います。

 これで私の装置の鳴らし方は終わります。私の装置の鳴らし方は少々過激です。しかし、それが生々しい音の再生の秘訣であると確信しております。

終わり!
 するとトゥーイーターである 075 は低い周波数から使う必要があります。すると前述の 075 の悪い部分が露出してしまうのです。いくら昔の話しとは云え7~8kHzの音は充分に再生されてしまいシャカシャカ音だったり、ガシャガシャ音で鳴ってしまっていたのです。やはり使い方の問題は大きく結果に影響します。

 長くなりましので次回に続きます。
 要はスピーカーに限らずどのような物でも使い方の問題が伴います。しかし、最も使い方が難しいのは女房のようです !

 さてさて、トゥーイーターにも色々な種類の物があります。例えばリボン型・コンデンサー型・ハイルドライバー型・ドーム型・放電型など等です。当然それらには各々独特な音質があるようです。私は皆様にお勧めしないのはドーム型とコーン型です。この二種は高域の伸びに問題があるようです。しかし、少々人生経験の長いお方の場合は結果として何を使っても聞こえ方には差は感じないと思います。私の場合ももうそろそろですかね ?

 私が過去使った中で機械的性能が最も良かった物はマクソニックT45でした。ともかく周波数特性は抜群です。 の物です。私が持っている物は励磁型のものです。しかし、現在は使っておりません。理由は後述します。

 その昔 JBL D130 と 同じく 075 の2ウェイシステムが流行った事がありました。しかし、あれは基本的に問題があり廃れてしまいました。理由は D130 はフルレンジユニットとは云えやはり 38cm のサイズではフルレンジは無理なんです。
トップページ
 075 の場合はホーンの形状の関係でホーンロードが大きく掛かってしまっているのだと思います。そこで JBL はホーンの両側にウイングを取り付けてホーンロードが掛かり過ぎるのを抑えてそれを 2405 として発売しているのだと思います。確かに 2405 は 075 のようないまいましい音は抑えられています。しかし、やはり当たり前の使い方をしますとシャカシャカした音が伴います。そこで私はサブシステムの3チャンネルマルチシステムは 2405 を10kHzでローカットして使っております。 
2019/4/12
 さてさて、いよいよトゥーイーターです。

 現在は JBL075 を使っております。しかし、075は人によっては評判は悪いと思います。理由はシャカシャカした音とか、ガシャガシャした音とかの悪評です。しかし、それは使い方の問題で私のような使い方をすれぱ非常に優れたトゥーイーターとして使えます。それはローカット周波数を10数キロHzで使うのです。

 理由は075は fo が顕著に現れてしまう欠点があるからです。ここで多くのオーディオマニアは 「トゥーイーターに fo はあるのか?」 だと思います。fo は何もトゥーイーターに限らず質量のある物であれば全ての物に存在します。

 オーディマニアの中には少々大きな音を出すとドアーが振動したり、或いは机が振動したりする事を経験していると思います。それがその物の最低共振周波数です。これがトゥーイーターの場合はシャカシャカした音とかガシャガシャした音として現れます。これがウーハーの場合はボーンとした音となります。特にウーハーの場合はエンクロージャーとの空気共振も伴いますのでより顕著に現れる結果となります。

余談ですが   No.16