かつての名機マッキントッシュC22を近年のリニアーICで現代的に再考したa22Ⅱです。
C22のフォノイコライザー回路の定数は少々変則的な数値でした。しかし、時定数としては決して間違ってはいませんでした。本機は勿論その定数をそのまま再現し、現代風にアレンジした現代風C22です。
C22を真空管式でそのまま再現しますと現代のオーディオ機器の電気的内容とは少々問題が生じます。そこで近年のリニアーICを使用して現代風に置き換えたC22です。
真空管式の時代は真空管自体の増幅率の関係で大きな増幅率を必要とするMC型カートリッジは対応出来ませんでした。そこで当時は昇圧トランスで対応しておりました。しかし、本機の場合はMC型カートリッジであっても昇圧トランスは不要です。
昇圧トランスを使用しますとトランスは各楽器の鮮明な音質が失われてしまう欠点があります。本機を使用しますと楽器本来の清々しい音が再現されます。是非とも皆様には清々しい楽器本来の放つ音を楽しんでお聴き頂きたく思います。
これは左のツマミで増幅率を調整します。増幅率により音質は微妙に変化し皆様の好みの音に調整出来ます。更に、右のツマミでカートリッジの負荷抵抗の調整が可能です。皆様の好みの音に調整してお使い下さい。
これらの事でほぼ全てのカートリッジに対応可能とした現代風C22です。
再生音質としましては7型の場合は実在感がある音に対して、22型の場合は見通しの良い爽やかな音であると言えます。
更に詳しくは下記にアクセス下さい。増幅率の調整や負荷抵抗の調整なども詳しく説明しております。
尚、本機の電源は3Pコネクター式になっておりますがケーブルは付属させておりませんのでご用意願います。
http://www.mejogran.com/newpage501.htm