写真はFD-5ハイグレード
  84.000       120.000     170.000
 115.000       160.000     230.000
※上図は4チャンネルの場合を示す。
※開チャンネルは開放状態でお使い下さい。
各パワーアンプヘ
ハイ

ミッドハイ

ミッドロー

ロー
ch4
ch3
ch2
ch1
ノイズ カット マシン
ハイ

ミッドハイ

ミッドロー

ロー
チャンネルディバイダー
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                       スタンダード     ハイグレード    ウルトラハイグレード
FD-3(3チャンネル用)     
FD-5(5チャンネル用)

       ※価格には電源コードは含まれておりません。ご希望の方は2.000.-にて取り扱っております。

 ※ハイグレードは当方オリジナルのNFボリューム回路で音質劣化はほとんどありません。
 ※ウルトラハイグレードはNFボリューム回路に10回転超精密ポテンショメータを採用した製品で超微細なレベル調整が可能です。
 ここで右にデシベル換算表を記します。

 この表の意味するところは音声信号を絞った分だけノイズも同じ分絞り込まれる事を数値で表したものです。
倍率
dB
-2 1/1.26
-4 1/1.58
-6 1/1.99
-8 1/2.51
-10 1/3.16
-12 1/3.98
-14 1/5.01
-16 1/6.31
-18 1/7.94
-20 1/10.0
 上の製品は音質を損なわずにデジタル式チャンネルディバイダーのノイズを軽減する ノイズ カット マシン です。上述のように音声信号も絞りますがノイズも同時に絞ってしまいます。使い方を下記します。
 マルチチャンネルシステムに使用するチャンネルディバイダーにはアナログ式とデジタル式の二通りがあります。デジタル式の場合は独特なデジタルノイズが多い欠点があります。特にPA用に目立つようです。PAであれば実際の使用時にはほとんど問題になりません。しかし、それを一般家庭に持ち込むと使用に耐えない状態となってしまいます。

 私どもはアナログ屋なものですからデジタル式に関してはそれ程詳しい訳ではありません。しかし、デジタルノイズとはビット処理時に発生するノイズのようです。特にボリューム回路の場合はビット数を増減する事により音量調整を行なっております。するとボリューム位置とは無関係に一定のレベルのノイズが乗っている事になります。すると一般家庭での使用となりますと独特なサーノイズが絶えず聞えてしまう結果となります。ではそのノイズを減らす事は可能か? の問題になります。

 ここでチャンネルディバイダーの実際の使用について考えてみましょう。多くの方がウーハーを駆動するローチャンネルはフルボリュームで使っていると思います。その場合、ウーハーは高域特性が悪いためサーノイズは目立っていないと思います。しかし、ミッド(ミッド・ミッドハイ)チャンネルに関しては正にサーノイズを中心とした周波数帯である訳です。ハイチャンネルの場合はサーノイズの中心周波数では無いと思いますが高域成分をトゥーイーターは再生してしまいます。要するに問題はミッド(ミッド・ミッドハイ)チャンネル帯とハイチャンネル帯となります。

 さて、ここで実際の使用状況について考えてみましょう。多くの方はミッド(ミッド・ミッドハイ)チャンネルとハイチャンネルのボリューム位置は半分以下であろうと思います。理由はミッド(ミッド・ミッドハイ)チャンネルとハイチャンネルに使用するユニットの能率がウーハーに比べて格段に高いからに他なりません。

 ここで先程申し上げた事をもう一度考えてみましょう。デジタル式チャンネルディバイダーのノイズはボリュームの位置により変らない訳です。すると実際の音声信号に対してSN比が悪くなっている結果になっております。

 要するにデジタル式チャンネルディバイダーのボリュームを最大にすれば事実上のSN比は上がります。しかし、この状態では音楽は聞けません。では、この状態で全体のレベルを下げたらどうなるか?

 例えばミッド(ミッド・ミッドハイ)チャンネルとハイチャンネルのレベルを12dB下げて使っているとしましょう。12dB下げると云う事はフルボリュームに対して約1/4です。すると全体を12dB下げる訳ですからノイズも12dB下がる事になります。要するに音声信号は1/4。ノイズも1/4と云う事になります。

 では、デジタル式チャンネルディバイダーの各帯域に単にアナログ式のボリュームを入れれば問題は解決するか? 答えはノーです。それは出力インピーダンスの関係で電気的に問題を発生させてしまうからです。出力インピーダンスが原因でインピーダンスのミスマッチを起こしますと音声信号が正しくパワーアンプに伝わらない結果を招きます。では、どうすれば良いのか?

 それを解決したのが以下にご紹介する ノイズ カット マシン です。
この製品はデジタル式チャンネルディバイダー専用の ノイズ カット マシン です。

ノイズ カット マシン  FD-5