SW(サウンドウォーマー)
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本機は出来ればかつての小型ユニットで使って頂きたいと思っております。理由は小型ユニットの秘めた性能を再認識して頂きたいと思っているからです。勿論近年のフォステックスなどの優秀なユニットを更に優秀な音で聞いて頂きたいとも思っております。
使い方としては16cmユニットであればポジションは H が妥当だと思います。20cmユニットであれば M だと思います。25~30cmユニットは L だと思います。
これらのユニットの使い方として私は平面バッフルをお勧めします。理由は平面バッフルは余分な音は一切出しません。非常に開放的な音です。騙された積りで一度試してみる事をお勧めします。勿論ラーチでなくても大丈夫です。コンパネで充分です。
バッフル厚は12m/mで充分です。サイズは3×6の板を半分に切断した物で充分です。当然軽量ですので天井から吊っても大丈夫です。恐らく多くの人がその音にビックリすると思います。要するに近年の妙な低音のような音がボンボンと鳴り響く耳障りな音は一切出しません。非常に素直で聞き易く満足頂ける音だと確信致します。
ここで私からのワンポイントアドバイスです。皆様はスピーカーは箱に入れるものだと思い込んでいませんか? 確かに何もイコライジングしませんと箱に入れる事によりある程度の改善にはなります。しかし、その時に箱に入れた事による弊害も付いて廻ります。要するにうっとおしい音です。しかし、うっとおしい音を出す楽器などありません。勿論近年の電気楽器の場合は例外です。私の場合は出来ればエレキベースの音は聞きたくないと思っております。
皆様にはかつての名機は勿論、現在の小型ユニット、更に平面バッフルに取り付けた時の素直でくったくの無い音を再認識して頂きたいと思っております。それを可能にするのが SW だと私は確信しております。
お客様の声
ALTEC 409で試聴しました。効果抜群です!ありがとうございました。
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SWは冒頭にもありますように比較的小型のスピーカーシステムに抜群の威力を発揮するイコライザーです。
多くのオーディオマニアはイコライザーを使う事に拒否反応を示します。しかし、そのような方々のほとんどのお方は一度もイコライザーの類は使った経験の無い方々です。しかし、本機を一度お使いになると小型スピーカーでもいかに能力のある事がご理解頂けると思います。
写真の ↓ はダイアトーンP610Aをエッジレスに改造した皆様ご存知16cm一発スピーカーです。たかが16cm一発スピーカーシステムでありながら素晴らしい音質で音楽を楽しく聞く事が出来ます。一度試してみられる事をお勧めします。
※写真は90cm角の12m/mラーチの平面バッフルに取り付けたマグナボックス、ダイアトーンP610(改)、3chマルチチャンネルシステムです
サイズ 210W×40H×150D(筐体サイズ)
特性は L・M・H の3種類で切り替えます。これはユニットの性能に合わせて選択します。
adj ツマミを左に回し切りますとフラットになります。要するにフラットからMAXまでフレキシブルに調整出来ます。
勿論演奏中に調整出来ますので各々の曲で録音特性の違う物も全てワンタッチで調整可能です。
MAX
SW
我が国はかつて小型ユニット大国でした。各スピーカーメーカーのほとんど全てが小型ユニットを発売しておりました。ナショナル・パイオニア・コーラル・ダイアトーン・オンキョー・アシダボックス・・・などです。
小型ユニットは勿論それなりの良さはあります。例えばコーンが軽いので反応の良い音でした。要するに素直な音です。しかし、小型は小型の限界があります。それは低音の量感が足りないのです。すると淋しい音として聞えてしまいます。
そこでトーンコントロールを使うと余計な部分まで上昇させてしまうのです。すると結果として違和感を感じる音になってしまいます。しかし、必要な帯域のみを上昇させてやりますと違和感を感じずに低音の量感だけ増して豊かな音になります。
それを実現したのが本機です。
下図はその特性です。