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¥54.000.-(電源ケーブルは付属させておりません)
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 トーンコントロールアンプは現在は高級機にはほとんど付属しておりません。確かに数百万円~数千万円もの装置で、更に聴く条件が揃っていれば不要だと思います。しかし、オーディオ界はそれを普及機にまで及ばせてしまっております。それは絶対に間違っているとしか思えません。トーンコントロールは簡単に音の調整が出来て、更にソフトにより自由に調整が出来る事に最大のメリットがあります。

 皆様も当然経験があると思いますが、各ソフトの音作りは千差万別です。更に、スピーカーも各機種により音作りは千差万別です。中には低音楽器が異常に大きい音で録音されている物もあります。当然その逆の物もあります。高域に関しても同じ事が言えます。トーンコントロールアンプはそれらを完璧とまでは行かないまでも聴き易い音に簡単に調整出来ます。

 そのような意味で多くの皆様にトーンコントロールの便利さを知って頂きたく思います。

 尚、本機にはパワースイッチは設けておりません。理由は回路は5532によるデュアルICによる回路で消費電力は極小だからです。パイロットランプが気になる場合はリード線を切断して下さい。その場合パイロットランプはネオンランプですので100ボルトです。切断したリード線にはビニールテープなどで養生をお願いします。



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更に本機にはNF型トーンコントロールも搭載させました。

 トーンコントロール回路には CR型 と NF型 の二種類があります。昔はNF技術が発達していませんでしたので全て CR型 でした。しかし、その後フィードバック回路が発達して電子回路の性能は飛躍的に向上しました。そのフィードバック回路を応用したトーンコントロールアンプです。変化量は下のグラフに示します。

 本品はプログラムソース機器の後ろに接続も出来ますし、プリアンプとパワーアンプの間に入れる事も可能です。

 
 市販品、自作品に限らずほとんどのスピーカーシステムは超低域と超高域は不足しております。これはユニットの元々の特性ですので仕方の無い事です。しかし、そのシステムから発せられる音は当然腰高になり落ち着きがありません。更に高域に関しても不足しているものですから楽器の放つ繊細で清々しい音が出ていません。

 それらを一気に解決してしまうのが本機 MBTC です。MBTC を入れる事により低音楽器の持つ落ち着きと、高域楽器の放つ緻密な音が既存の貴方のスピーカーシステムから発せられます。

 例えばベーゼンドルファーは一般のピアノの最低域に加えて更に3個のキーがあります。当然弦も張ってあります。しかし、そのキーを使う音楽はこの世にはありません。当然無駄のように思えます。しかし、実際にはその低音弦が物を言います。音楽の広がりと雄大さです。

 しかし、一般のスピーカーシステムで聞きますとベーゼンドルファーかヤマハか聞き分けられないのが普通です。この事は例えどのような高価なスピーカーシステムでも同じ事が言えます。ここで物を言うのが MB です。ベーゼンドルファーの広がりと雄大さが当たり前のように再現されます。

 高域に関しては楽器は基音とは別に高い弾き音のような音を伴って音楽を奏でます。しかし、一般のスピーカーシステムは高域の再生が不得手なものですからその音を再現しません。すると “つまらい音” として聞えてしまいます。そこで物を言うのが MB です。各楽器の放つほとんど全ての音を再現します。すると結果として輪郭のハッキリとした清々しく爽やかな音として我々の耳に響きます。ここで問題になるのがピークの周波数です。

 多くの人は20kHz程度まで聞えると思っております。しかし、一般の成人のほとんど全ての人は高域の限界は13kHz前後です。私の場合も13kHzまでです。13kHzと申しますと交差点近辺でクルマのブレーキが放つ音に近い周波数です。試しに気を付けて耳をそば立てて聞いてみて下さい。ブレーキがディスクとシューがこすれて高い音を出しております。もし、聞えなければ13kHzまでは聞えないと思って下さい。

 そこで高域は10kHzにピークを持たせます。するとほとんどの楽器が放つ音を忠実に再現する結果となります。

 実際には更に高い周波数で更に効果をもたらす方法もあります。しかし、それは5~6チャンネルマルチにのみ許された内容になってしまい、一般のスピーカーシステムでは無理があります。

 MBTC は可能であれば30~38cmのウーハーで、更に可能であれば裏蓋を外してお使い頂きたいと思います。非常に開放的な伸び伸びとした低音が楽しめます。高域は一般のホーン型であればほとんどの物が追随します。

 過去に経験の無い素晴らしい音で音楽をお楽しみ下さい。
 本機は超低域・超高域をブーストするブースターです。

 その中心周波数は 30Hz・0kHzの2点です。共に最大約30dB(32倍)ブーストします。

 更に本機はNF型によるトーンコントロール回路も備えております。

 




























































































































































MBTC(超低高域ブースター内臓トーンコントローラー)