出力はパラ接続の3回路です。
出力インピーダンスは極小で負荷として400オームまでドライブします。よって、普通の機器(プリアンプ)であれば何台接続しても問題なくドライブします。
¥130.000.-
プリアンプはAUXに入力します。
※
プリアンプの後ろに接続しても効果は発揮されません。この接続は必ず守って下さい。
上図の解説
ステレオ再生の場合の音声信号は左右の二つのみです。その音声信号は波長が長く、振幅の大きい低音楽器である大太鼓・コントラバス・その他各種の低音楽器の波形に中高音楽器の波形が乗った状態となります。
その場合に録音媒体である例えばCDなどでは録音可能なフォーマットが存在します。CDの場合は可能周波数範囲は20~22.05kHzとなり、音圧の大小であるダイナミックレンジに関しては最小音圧に対して最大音圧は76dB(約6310倍)となります。
しかし、実際には余裕を持って録音しますので多くの場合は-6dB(約半分)に収めるのが普通です。-6dBとなりますと最小音圧に対して約3162倍となります。すると各楽器が発する衝撃的な音は録音不可能となってしまいます。
この場合に低音楽器にのみコンプレッサーを効かせれば問題は発生しません。しかし、実際には音声信号全体にコンプレッサーを掛けますので中高音楽器の音にも大きく影響を与えてしまいます。その結果が上図下に示した波形となり、中高音楽器の信号が抑圧されてしまっているのです。その結果去勢された家畜のような元気の無い淋しい音になってしまっているのです。
エキスパンダーは一定の音圧以上の音声信号に作用して元に戻す働きをします。要するに元々の音声信号の波形に戻すように作用します。
エキスパンダーの接続方法
※
エキスパンダーとは申せ完璧に元の音声信号に戻せる訳には行きません。しかし、かなり元の音声信号に近い波形に戻せる事は可能です。その辺の事は御留意願います。
←
←
左図は本来の音声信号です。しかし、コンプレッサーを掛けた結果は下図のようになってしまいます。
問題は←の部分です。
コンプレッサー効果で大切な本来の信号が潰されてしまうのです。その結果去勢された家畜のような音になってしまいます。要するに元気の無い音になってしまうのです。
その特性は左です。
CD・レコードなどはフォーマットの関係でコンプレッサーを効かせてピークを抑えた録音にならざるをえません。その特性は 「一般的なコンプレッサー特性」 です。
エキスパンダーは左図のように録音特性とは逆の特性で再生します。その結果 「リニアー特性」 となります。
エキスパンダー とは録音時に必要不可欠なコンプレッサーを解除して生演奏の生々しい音を再現する為の特殊効果を発揮する機器です。
エキスパンダーの試聴CDRをご希望のお方に差し上げる予定にしております。しかし、色々と障害が発生して現在未だ出来上がっておりません。出来上がり次第お知らせしますのでしばしお待ち頂きたいと思います。その時はご希望のお方はご希望のお方はメール・或いは電話にて連絡をお願い致します。
300w×50h×200d(筐体サイズ) 電源ケーブルは付属しておりませんのでご用意願います。
エキスパンダー EXP